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2022,1,7大阪 布施を歩く

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1月7日関西将棋会館に行く用事ができたので、その前に東大阪の布施に行くことにした。お目当ては「金太郎」というパン屋さんや「紀伊國屋」というレストランである。

 少し早く着いたので、布施の商店街や下町散策をする。このあたりに「と金クラブ」という将棋クラブがあったなあ…昔、住み込みの塾生の頃に「将棋世界」を運んで持って行った記憶がある。

 初めて歩いた気もするが、古い街並みと庶民的な暮らしの匂いがあって、懐かしかった。こんなにいいところなら、また来ようと妻を話しながら歩いていたが、寒さもあってか歩行がきつくなってきた。駅前界隈を歩いただけなのに…10分歩くと3分休憩の感じである。

 昼前に紀伊國屋さんで食事して、その後は金太郎でパンを買い込んで関西将棋会館に向かうことにした。写真を撮る素材が多くて楽しかったが、歩きにくい弱点も身に染みて、あれこれ考える…

真っ白なキャンパスに自分の思いを描くような写真が撮れたらなあと思うが、ひたすら、あるがままにものを撮るしかないかなあと悟る面もある。歴史を感じさせて、人の暮らしと匂いがしみ込んだ風景がいいなあと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


第25回ピピアめふこども将棋大会結果 2022,1,10

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第25回ピピアめふこども将棋大会が無事に終了しました。多数のご参加ありがとうございます。

入賞者の皆さんおめでとうございます!

第25回ピピアめふこども将棋大会結果 2022,1,10

第一部 ジュニア交流戦結果

☆初心者~初級者の部

優秀賞 森川才輝

敢闘賞 安川侑真 脇田聖月 北垣悠人 石井優太

 

☆中級~上級者の部

優秀賞 横山健太 北原一

敢闘賞 冷牟田歩夢  吉田健人 福本大祐

 ◎宝将戦

優勝  土山泰輝 (岡山県美咲町)

準優勝 深井奏真 (宝塚市)

三位  辻河悠久 (宝塚市)

四位  谷口陽飛 (京都府南丹市)

宝将戦決勝↓

☆Aクラス

優勝  南野煌太(京都府長岡京市)

準優勝 以倉公太(兵庫県尼崎市)

三位  土山蒼介(岡山県美咲町)

四位  田辺義人(大阪府箕面市)

Aクラス決勝↓

 

☆Bクラス

優勝  秋山陽祐(大阪府堺市)

準優勝 檜田深風(川西市)

三位 野村悠一朗(三田市)

四位 吉田健人(伊丹市)

Bクラス決勝↓

☆指導対局

山下数毅二段 石田竜一初段 清水将馬初段

 

 

舞鶴に行く 2022,10,25

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JR西日本のイベントで「サイコロ切符」というのがあって、応募してサイコロを振ったら「東舞鶴」になった。サイコロの目が出たところに往復5000円で行ける企画である。実は博多をねらったのだが?そうはいかない。でも舞鶴も行きたかったので、幸せな一日だった。

 山陰本線はあまり乗ったことがなかったが、ほとんど自然の中を走るので、車窓の風景は飽きない。

京都から山陰本線の特急まいづる3号に乗り、昼に着いて西舞鶴で降りて、駅前の魚源(ととげん)に向かう。期待以上に美味しくいただく。まずは食べる。

 

 今回の主たる目的地は「吉原入江」である。曇りが残念だが、素晴らしい風景に出会えて感動する。見る。

 舞鶴・吉原 城下の漁民は開拓者 | 海と生きる | 海の京都 Times (uminokyoto.jp)

運河で人口の水路だが、水面ぎりぎりに家が建っている。

 少し青空が見えたが、湖面に映る風景が素晴らしい。写す。

 携帯の傘が折れ曲がる風と雨の時間が過ぎて、少しほっとする。

 

 

足が痛くて杖を使うことにした。歩く。

空き家も多いらしいが、路地を進んでいく。

 

日の出湯。築100年を超えるお風呂屋さん、時間がずれて入れなかった。

水路に挟まれた街並みも情緒がある。

 足の痛みも忘れて散策する。

 祈る。

水無月神社の親子狛犬。

今回は散策できなかったが、伊佐津川が見える。

 

西舞鶴から東舞鶴に向かう。自撮りをした。セルフタイマーが壊れている。

帰りの電車に乗る。まいづる7号(だったかな?)は2両で、綾部で天の橋立からの3両を連結する。

東舞鶴から京都は1時間45分の旅である。

昔、将棋世界誌に10年間連載していた「風景」を思い出す。重いカメラとカバンを下げていたのがウソのように今は歩くのが精いっぱいで、気持ちと裏腹に休憩が増えたが、旅はいいなあと思う。

★もしもその地に住んだとしたら…もしもこの地に生まれていたら…私の旅の原点はその発想が基にある。自分の運命も同じように、選び、与えられ、いつしか今の自分がいるのだなあと思うと、不思議さと必然が混ざり合っている気がする。

 

 

 

村山聖九段のお墓参りと宮島に行く 2022年11月2日~3日

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2022年11月2日 村山聖九段のお墓参り

広島に行く。村山聖九段のお墓参りである、私と妻以外に前田アパートの田中さん、将棋世界編集長の田名後さんご夫妻、そして広島在住の大島綾華女流初段のメンバーだった。襟を正す心境でお墓に向かう…25年前の村山九段の葬儀の日も青空にぽっかり白い雲が浮いていた。遠くに行ったのだなあ…悲しみよりも消えてしまった村山君が愛おしい感じで時間が過ぎた記憶がある。

 田名後さんの提案でみんな少しづつだが、村山聖九段に接するように静かに墓石を磨いた。田中さんも感無量で「一度来たかったのが実現してうれしいです」とつぶやく。

大島綾華女流初段も呼んでよかった。これを機に大きく育ってほしい。

 お花は絶えないようで、前田アパートと同じで、全国からいろんな人がお参りに来ているようである。凝縮した人生だったけれど、今も変わらずに多くの人の心に刻まれた存在なのは、村山君は幸せだなあと思う…

  村山家に向かう。ご両親が迎えてくれた。体調が心配なのに…お父さんがいつものように美味しい珈琲を入れてくれた。「まだ生きろということですなあ」おおらかながら気骨ある声が健在でほっとした。それぞれのジャンルで活躍しているお孫さんの話を聞きながら、村山君がいたらどういう表情をしただろうなあと考える。

村山家の部屋の中は今もなお、村山聖の息吹が昔のままに残されている。ご両親のお話を聞きながら、過ぎ去った思い出がよぎる…私もご両親や田中さんと一緒で、村山聖に関することはすべて受け入れる…あるときにそう決めた。

それは自分も微力ながら、生を全うするまで、恥ずかしくないように生きていく?ささやかな決意でもある。そういう力を与えてくれている気がするのも、村山聖の存在感なのかもしれない。

 大島さんを送ってから、ホテルで休憩して、八丁堀の方に夕食に出かける。広島将棋センターのあった界隈である。このあたりにシェフの店もあったなあ…

夜は田名後夫妻とじっくり話ができた。聖の青春の話から、近況、体調のことから映画の話題、食べ物から怖い話までレパートリーがいっぱいあるようだ。旅の一日目が終わった。

 

 11月3日 宮島に行く

朝食を終えて、路面電車で原爆ドームに向かう。

田名後さんの奥様に撮ってもらった。いつ訪れても神々しい祈りを遺した風景である。晴れた日はひときわそういう想いが強い。平和という言葉の重さが貴重な時代である…

この日も修学旅行生や観光客が多かった。

原爆ドームのてっぺんに白鷺がいた。

 いったん広島駅に戻り、田中さんを見送ってから、将棋ひろばに向かう。急な来訪だったが訪れてよかった。ちょうど王将会の例会日だった。

 そこから路面電車で宮島に向かう。

私の好きな素朴な風景が満載の電車の旅だった。

アナゴ丼とカキフライの定食を食べる

 

貫録たっぷりの鹿

恐る恐る触れる…

厳島神社の鳥居

鹿が襲っているのだが、、気付かない田名後夫妻?

海の中を歩く鹿…絵になる光景だった。

 

 二日目も終わり、帰路につく。妻が宮島の土産物店でスマホを忘れ、フェリーで戻ることになった…時間がないので東京に帰る田名後夫妻とお別れする。

 最後まで緊張感があって油断できない?いい旅の二日間だった。

 

 

第27回森信雄七段杯争奪将棋大会 2022.12.11

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第27回森信雄七段杯争奪将棋大会結果 2022年12月11日日曜日

B級C級女性クラスは6F和風ホール

A級は5F会議室ABだった。

 

A級優勝 佐野晴彦(大阪市)

  二位 佐藤 航(池田市)

  三位 河本桂兒(大阪市)

  四位 中西康平(大阪市)

 

B級優勝 井上彰夫(徳島市)

  二位 島田 章(神戸市)

  三位 西 卓 (徳島市)

  四位 北山 卓(神戸市)

 

C級優勝 野口陽希(宝塚市)

  二位 山上龍三(宝塚市)

  三位 福本悠人(西宮市)

  四位 坂部健太郎(宝塚市)

 

女性クラス優勝 立石希美(神戸市)

     二位 山下 唯(奈良市)

     三位 山下 翠(奈良市)

昼休みは席上対局で、石本さくら女流二段と抽選で当たった田辺義人君が飛落ちで挑んだが惜敗だった。

その後は石本さくら女流二段に私がインタビューして、いろいろ本音を聞いたトークショーだった。

 

指導対局は石本さくら女流二段

山下数毅三段

清水将馬二段

 

 

 

2023年1月3日 大神神社に行く

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奈良の「大神神社」に行くことにした。おおみわ神社と呼ぶ。清荒神から大阪で地下鉄に乗り換え難波。そこから近鉄電車で鶴橋で乗換えで桜井でおりた。それから臨時バスでむかう。着いてからともかく食事して、三輪明神、大神神社の参道を歩く。私の足でも歩けそうなので、古い街並みを進む。映画「男はつらいよ」の最後のシーンに出てきそうな、正月の祭り風景だった。

 参道から鳥居をくぐり本殿に向かう階段で苦戦した。左ひざの痛みで歩くのがきついので、準備していた杖を使うことにした。初詣は元気な人ばかりだなあ…そろりそろりと歩く。本殿はごった返していたが、何とかお参りできた。たこ焼きを食べて、出店を見て歩く。私は子どもの頃、お面が好きだった。

 帰りはJR三輪駅から電車に乗って桜井へ。それから近鉄電車で居眠りしながら帰路についた。正月の賑わいの幸せな気分とひざ痛の暗い気持ちが交差する。この一年もスタートだ。

  この一年 占うような 吉探す

 

 

 

 

 

 

 

第26回ピピアめふこども将棋大会結果 2023年1月29日

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第26回ピピアめふこども将棋大会の結果 2023年1月29日

ピピアめふこども将棋大会が無事終了しました。ご協力ありがとうございました。

☆宝将戦 

    優勝 柏本凌汰 (京都市)

    準優勝 谷口陽飛(京都府南丹市)  

    三位 鈴木海璃 (大阪府大東市) 

    四位 四方悠貴 (宝塚市)

宝将戦 決勝戦↓

☆A級 

  優勝 江川稜太(大阪府寝屋川市)

  準優勝 井出航大(大阪府茨木市)

   三位 吉田健人 (大阪府豊中市)

   四位 岡村恭吾 (伊丹市)

A級決勝戦 ↓

☆B級 

  優勝 田中壮志朗 (大阪府豊中市)

  準優勝 ベルナール慶吾 宝塚市)

  三位 早田伊織 (京都府八幡市) 

  四位 石井優太 (宝塚市)

B級決勝戦↓

 

午前中のジュニア交流戦

★入門~初級クラス

優秀賞 湯野慎也  ベルナール慶吾 瀬川泰生

敢闘賞 吉田真翔  渡邊勸丈

★中級から上級クラス

優秀賞 小林聡太  池田幸生 松岡輝真  吉田健人 

敢闘賞 前田瞬佑  藤原成章

午前の部ジュニア交流戦 ↓ 

 午後の部 宝将戦 A級 B級 ↓

午後からの指導対局

山下数毅三段 ↓

清水将馬二段 ↓

石田竜一二段 ↓

 

 

 

 

 

中尾修七段 盤寿の会 2023年3月5日

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南口繁一九段門下で私の兄弟子の中尾修七段の「盤寿の会」が京都の「山頭火」で開かれた。京都滋賀のアマ将棋界で長年のお付き合いのある顔ぶれが揃って、中尾さんも終始笑顔が絶えなかった。私にとっても師匠の次に信頼している兄弟子で、少し辛口だが?人間としての気高い精神に引き込まれながら心から傾倒している兄弟子である。

 ご一緒させてもらって一度も嫌な思いではない。むしろいつも楽しく時間を過ごせるので、そのオーラはすごい魔力がある。女性にもてる人とは中尾さんのような人なのだなあとあこがれもある。森門下の安用寺孝功七段、西田拓也五段は中尾さんが子どもの頃から育てた棋士である。中尾さんの酒席の話についていくために、実は私も少しだけでも付き合えるようにお酒を飲むようになった面もある。

 兄弟子のいい笑顔は役者の様だなあ…

 

主催の京都府支部連合会の廣田さんと一緒に、開会前にパチリ。

 祝辞を述べる。兄弟子のことを話すのは難しいので、中尾さんと二人でこっそり飲んでからにした。

 不意に私の危うい祝辞をフォローするための?助っ人で妻の祝辞があった。

 壽さんから花束贈呈

 

 西田五段を交えて(安用寺七段は少し遅れた)

 安用寺七段の後で西田五段のお祝いの一言

 中尾さんの謝辞 

いい光景だ。私も弟子に望みたいが、森一門は酒席が少ない?

 妻と岩根忍女流三段

 宴席の風景

 

 中尾さんは女性がそばだと表情が緩み、笑顔がモノクロからカラーになるようだ。

 抽選でO君に私の揮毫盤が当たった。引き締まった表情がうれしい。

 小野さんは岩根さんの将棋盤が当たったようだ。

 山頭火さんお料理は極妙で美味しい。お酒もついつい増える。

 滋賀県のメンバーの方にご挨拶する。

 今日は長年、京都滋賀のアマチュア将棋界を支えてこられた方のフルメンバーの方が勢ぞろいされた。重厚な厚みのある空気が漂う…

こうやって一緒にお酒を飲む機会があるのはうれしい…

いつまでもお元気で…私たちにとって大切な兄弟子です。

とってもいい会で、関係者の皆さん、ありがとうございました。


将棋愛好者のつどい 第1回初夏の交流戦6.20

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2023年6月20日火曜日 

将棋愛好者のつどい 第1回初夏の交流戦」が開催された。

 

 今回は大会方式でなくて、交流戦と指導対局、席上対局、詰将棋などの内容で楽しんでもらった。

 

 

交流戦が始まった。

 

 森信雄七段  指導対局の感想をひとりひとり記すので忙しい

 

 北川茂さんの指導は人気があって人だかりである。

 森幸士普及指導員の指導は今年こそ勝つぞと挑戦する人が多いようだ。

今回は席上対局は私がする。意外に初めてだ。いつも解説が多かった。

 詰将棋出題コーナー

交流戦の表彰

 今池子どもの家に移動する

ありがたいポスター

 元気いっぱいの子ども達に振り回される。私は山崩しもやったがへたで、子ども達はうまかった。

 90分があっという間に過ぎた

 西成労働福祉センターのスタッフの方との打ち上げは天下茶屋に移動する

 ミュージカルのようないい乗り具合で締めくくる。楽しい一日だった。

島ヶ原に行く2023,7,5

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2023年7月5日水曜日

 三重県伊賀市の島ヶ原の西念寺に行く。永代供養墓の件である。車で行くか電車で行くか迷ったが、島ヶ原駅でタクシーを呼ぶのも大変そうなので、車にした。

 久しぶりの高速道路だったので、宝塚から奈良まで行くのに中国道と近畿道、第2阪奈道路までインターチェンジのところで緊張する。木津川から163号線に入りほっとした。

 道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」で村定食「原木しいたけコロッケ」を食べる。美味しかった。

 島が原駅に到着する。

西念寺に向かうが、少し道を間違えて戻る。小雨模様だった。

西念寺の庭には大きなカヤの樹がある。和尚さんが出迎えてくれた。初めてお会いした時に「聖の青春」を読まれていたそうで、ご縁にびっくりされていた。

 小雨の中の読経…静かな時間が過ぎる。あれこれ浮かんでくるが、歳月の早さに気持ちを噛みしめる。

 お礼を述べてお寺を後にする。

 

あまり可愛くない?アオサギだが、存在感があった。

 帰りは下の道を走って帰ることにしたが、大阪で外環状線に乗ってしまい、時間がかかった。私は道に詳しくないのでナビに頼ったのが間違いだった?

 車は将棋教室ルートと近くの買い物ルートしか乗らないようにしているので、いい刺激にはなった。

 帰宅して、しきりに妻がある「廃墟」の話をする…

 

福知山線の旅 2023,8,22

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朝にふと思い立ち「のんびり電車に乗るたびにでることになった。阪急電車で清荒神から宝塚に出てJRに乗り換える。JR宝塚から新三田駅で降りてしばし普通電車を待つ間に待合室で弁当を食べる。

新三田駅から丹波篠山に向かう。そこで乗り換えて福知山までのんびり走る電車の車窓を眺める…

 ほとんど電車に乗っているだけで、着いた福知山駅ではミスドに入り全身を冷やしてから?帰りの電車を待つことにした。外に出てどこかに行こうかとも思ったが、この暑さでは無理。

 昔のニコンF3の50ミリ1,2のレンズにソニーのデジタル一眼レフを買って装着して、久しぶりの撮影の旅に出てみた。今の私には少し重いボディだが、昔の撮影旅行を思い出しながら、撮った。デジカメでも撮っているが、やはり一眼レフの感触がいいなあと思った。今日の写真は一眼レフで撮ったもの。

 

 

 喫茶「レストイン・デカンショ」を撮る

 孫悟空が居そうな雲が広がる

 青空と白い雲と薄い緑の山と林で十分な景色だ

 暑さに負けて水もおだやかだが、この川沿いに恐竜の発掘地がある

 無人駅に無人待合室のいい風景

 道があると人の存在が浮かぶ

 雲は天才だ

 福知山駅のホーム

雑草が茂り工場が見える

明暗の分かれる空を見る

加古川線と神戸電鉄 2023,8,31

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2023年8月31日

阪急で清荒神から宝塚に出て、JR宝塚に乗り換える。新三田で乗り換えて丹波篠山まで行く。そこで福知山線に乗り換えて谷川でJR加古川線に乗り換えて栗生で神戸電鉄に乗り換えて三木上の丸で降りる。5回乗換えがあるので、待ち時間も入れてゆったりの旅である。あいにくの曇り空で、風景はすっきりしないが、暑さ対策の冷房は効いていて、列車内は喫茶店にいるようで助かる。

三木上の丸からナメラ商店街を通り、親切な方に訊いて少し坂を上り、三木市立堀光美術館に入る。「雲丹亀利彦展 日本画 心の可視化」に入る。幻想的な中に気品が漂う作品で、妻の好きな画家の古賀春江の絵を思い出す…

三木城跡と言えば別所長治公が受けた、秀吉からの「兵糧攻め」の話が有名である。私は思わず目を閉じてしまうのだが…胆力のある城主だったと思う。

 日帰りの小さな旅だが、車窓から見える風景は魅惑たっぷりの田園地帯である。ミニシアターで映画を見ているような気分だ。帰りも乗り換えが悪くて時間がかかるが「物足らずして心深まる」旅だったなあと思う。帰宅してどっぷり眠る。今度はどこに行こうかなあ…

阪神競馬場9,10 秋の将棋ひろば

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 ちいかわ号に出会う(私はあまり知らない)

 本日の「秋の将棋ひろば」のチラシ

 

 ①プロ棋士による指導対局 東ウイング3Fテラス

  1回目10:00~ 2回目11:10~

 5名の棋士で4面指しの指導対局風景

 山崎隆之八段は指導が丁寧で人気抜群だが、ひとりひとり時間がかかるので主催者泣かせ?

 

大石直嗣七段は競馬で心ここにあらず?ではなく、親切な指導で定評だ。

増田裕司六段は指導の達人で熱血タイプである。動の指導だなあ。

 石川優太五段は腰を痛めそうな態勢が気になるが、密着タイプ?である。粘り強い指導だ。

 竹内雄悟五段は淡々と指導をこなすぶっきらタイプだが,親切?言葉もやさしい。

 5レース5番ピエスダルジャン、7頭中6番人気で7着だった。応援馬券を買う。

 

 懸賞詰将棋の問題。阪神競馬場内の位置情報で申し込むようになっているらしい。

 やさしい5手詰め。わたしはこういうやさしさ問題も得意です!

 2回目の指導対局も終わり、懸賞詰将棋解答の時間だが、会場はびっしり入ってくれた。

 解答の解説も終わり集計の合間に、「競馬なので桂馬を使って詰ます問題を作って下さい」のファンの方からの要望で用意してきた問題を解いてもらう。

 注=この大盤は我が家のもの

 当選者の景品は豪華だった。中彫駒9名 羽生扇子9名 正解者に将棋駒消しゴム

 そして阪神11R第37回セントウルステークス(G2)の単勝予想コーナー

大石七段1 山崎八段7 竹内10 増田6 石川10 森6,8

私だけ2頭はズルだが師匠権限である。

 

 突然、小林健二九段が登場する。別の来賓室での招待らしい。

 一着は11テイエムスパーダ(富田騎手)14番人気で単勝11260円

 山崎八段が数点買った馬券の中で、馬単8➡10でなく間違えて8➡11を買っていたらしく、頭を抱える…「いつもなら馬連なのに…」と悔やむが、さすがだなあと私は感心する?運は将棋に回るのだ。

 3連単の結果は11➡8➡14で978840円の大穴配当だった。

 弟子と一緒に仕事だが競馬も楽しめて、ぜいたくな一日を過ごせた。競馬も将棋も勝つのは大変だなあ…

第28回森信雄七段杯将棋大会 2023,9,18

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第28回森信雄七段杯争奪将棋大会が無事終了しました。

参加された方に深く感謝いたします。ご協力ありがとうございました。

運営面での反省点はあったのですが、私なりにはこの大会はいつもよりも気持ちを入れて取り組みました。

入賞された方、おめでとうございます!

今年は世代を超えて参加の幅が広かったこともあり、コロナ禍以降久しぶりに従来の将棋の熱気が戻った感じがしてよかったと思います。

今後ともこの大会が継続できるように、将棋ファンの皆様とともに願っています。

A級

  優勝 加藤悠吾(宝塚市)

  二位 櫻井英孝(大阪府三島郡)

  三位 河本桂兜(大阪市)

  四位 四方悠貴(宝塚市)

B級

  優勝 岡市正章(大阪府茨木市)

  二位 斎藤翔太(大阪市)

  三位 小畑莉子(川西市)

  四位 島田彰 (神戸市)

  C級

  優勝 中田壮志朗(大阪市)

  二位 山下泰知(大阪市)

  三位 小崎琢磨(伊丹市)

  四位 野口陽希(宝塚市)

女性クラス 

   優勝 村上若葉

   二位 中田志保美

席上対局 

 香落 大石直嗣七段vs櫻井英孝

指導対局

大石直嗣七段

山下数毅三段

 

石田竜一二段

5F会場風景 A級

6F会場風景 BC級

 

 

神戸新聞杯観戦会 2023,9,24

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第71回神戸新聞杯(GⅡ)の観戦会に招かれて阪神競馬場に向かう。9月10日の「秋の将棋ひろば」に次いでの参戦?である。昨晩から予想していたが、結局考えるほど迷う競馬予想システムに陥るのだ。「何も考えていない時期の方が万馬券をゲットしていたねえ」妻に言われてハッとする。馬が可愛く見えてくると、勝ち負けよりも元気で走りぬいてくれたらいいのだ…馬主でもないのにそういう気分になる。

 

雲がかすかにしかない青空が澄み渡っている。競馬日和だ。

雨の日も 晴れの日も 馬走る これは私の名句だ?

交歓会に出て、そこでいただいたビールが美味しかった。

 

 

 メインの神戸新聞杯のパドックに連れて行ってもらう。まじかなので馬の息吹が伝わりリアルである。

 サトノダイヤモンドの子どもは当然ながら応援する。今日絶好調の川田騎手。

 サヴォーナが2着に入り馬券は散ったが、池添騎手、見事な走りだった。

武騎手の馬は当然ながら抑えていたが…ファントムシーフ2番人気の貫録。

 

 神戸新聞杯のスタート。

 

ゴール前の疾走、3番サトノグランツはまだ姿は見えないがここから本領発揮。

交歓会で当たっていただいた、リバティアイランドの縫いぐるみ。

 景品のこの目覚ましが素晴らしい。G1ホース勢ぞろいで朝起きるのだ!

 


村山聖を想って… 2023,9,30

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教室の方が数名で村山聖の住んでいた前田アパートに行く話になったそうで、ちょうど時間が空いたので妻と二人で後で行くことにした。念のために田中さんに連絡しておいた。村山家のご両親とは8月の怪童戦でお会いしていたが、前田アパートに行くことは、私にとって村山聖に会いに行くような楽しみがある…

 田中さんもご高齢なので、いつまで前田アパートの存続に協力していただけるか…私自身もいつまで元気に来られるか…それを片隅に置きながらも、まだまだ続いてほしいという願いが優先するのだ。

 私と村山聖の縁はある時期の凝縮した日々のつながりが主だが、棋士になってからは、いつかは独り立ちするので、離れよう…それだけを考えていた気がする。私にとって弟子は「将棋に関することの師匠」と思っているので、弟子の将棋以外の人生までは関われない…今もそう思っている。そういう距離感で弟子と師匠の縁を深く大事にしたい…

 村山君との縁は少しその距離感を超えてしまった気もする。それだけ村山聖の魅力、魔力?に惹かれたのかもしれないが、村山君はとぼけながらも私の考えをわかっていたようで、亡くなる前の半年間はそれを感じる。

 この日もあえて村山君の下手な絵を描いた。きっと怒るだろうと思う。でもそれでいいのだ…

近くの喫茶店「URA」に入る。マスターと妹さんに村山聖の話を聞かせてもらった。

いつも座っていたという場所もある。近所の人も棋士とは知らなくて、風貌と服装を見て心配していたそうだ。ある日背広を着ていたので「よかったなあ、就職できたんやろう」懐かしい話ですと教えてくれた。

 喫茶店からの窓越しの風景

メンバーと別れてシンフォニーホールに向かう。

 

 

将棋会館を通る。この風景も消えていくのだなあ…

JR福島駅に戻る。更科食堂がないのもさみしい。

前田アパートに行くたびに、自転車で通った村山君の住んでいた部屋の薄い灯を思い出す。

村山聖の漫画本と将棋の暮らしと生きざまが、いっぱい詰まった部屋の写真を撮る。

 

 

元町高架下商店街に行く 2023,10,3

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地元で「モトコー」の愛称で知られる元町高架下商店街は、JR元町駅から神戸駅まで続いている。元町西口の1番街から始まって7番街まで続いているそうだ。モトコーは戦後の闇市の名残で、生活用品から食料品まで売られている。幅が2メートル弱の狭い通路の両脇に店が並んでいる。再開発のため移転の店が多くてシャッタ―街なのはさみしい。レトロな風景が消えるのは、社会が未来志向の先走りの気もしてならない…

 私はレトロな風景が好きで、チリ一つない風景は苦手である。家ではゴロリと寝転ぶ空間がないと生きていけない…おそらく美的感覚のズレか、人としての脱線存在感がある方が安堵する感性があるからだろう。

 でも間違いなく言えるのは、ひっそりと心の中でつぶやくような抵抗しかできない自分の憩いの場所探しのようなものだなあ…

 

中華街から元町駅に戻り、モトコー1番街に入ることにした。

 

 

 

 

 

 

1番街から2番街の散策を終えて、喫茶「観音屋」に入る。

 

叔母の葬儀で帰省する 2023,10,10

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 2023年10月10日T叔母の葬儀で急遽、帰省する。母の兄弟姉妹は7人いたが、高松のK叔母だけになってしまった…T叔母は勝ち気で元気の塊みたいな人だった。農家だったのでできた野菜やお米を母の家に持ってきてくれていた。

 私が高校生の頃に赤星山に登ったが、帰りの電車賃がないのに気付いてT叔母の家まで行って借りた記憶がある。母と一緒でカラオケが大好きで、また身内の冠婚葬祭のときはお坊さんと一緒に声を出してお題目を唱えていた。厳しい人だったが私には優しく接してくれた。

 親戚が集まるのはこういう時しかないが、40年振りに合う従妹もいて、感慨深いものがある。従妹たちが小さい頃は私がお年玉を渡していたが、姉妹が多くてにぎやかだった祖母の家を思い出すとさみしい…過ぎてみれば、これほど歳月の短さを感じることはない…自分の人生はいったい何だったのか、歳月の中でどういう生き方をしてきたのか、柄にもなく諸行無常と言う言葉が浮かぶ…

 写真家のN先生に「あなたは無常と言う言葉を感じられる人です」と言われたことがある。ゆえに欲得で生きるのでなくて、生きる上で何か大切なものを感じながら生きていけるはず、そういう励ましだったのだと思っている。今も抱えているものは多いが、一つ一つ力まないで向き合っていく作業が日々の日課だと思っている。

 悲しいかな、人間同士では心の通じないことも多いが、せめて自分からは真摯に悔いなく向き合っていこうと考えている。

 岡山から瀬戸大橋を渡り四国に入ると、50年間、何度も何度も見た車窓からの風景が心にしみる。

 私の場合は感傷的になるよりも、やはり無常感がわいてしまうので、現実的になりきることを考えて気持ちをこなしてきた気がする。世俗を離れないで普通に生きることがいいのだと噛みしめて思う。

 駅まで姉たちに送ってもらっていると、後から合流した大阪の従兄と一緒の電車で帰ることになった。いろんな意味で貴重な一日だった。

第2回足立病院杯こども竜王戦 2023,10,15

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2023年10月15日 第2回足立病院杯 こども竜王戦 京都

会場は御室仁和寺(御室会館2階大広間)

趣のある足立病院杯のこども竜王戦は、秋晴れにも恵まれて開催。早く着いたので境内を少し散策するのも楽しみだ。世界遺産での将棋大会は子ども達にとっても大きな財産だろうなあと思う。

 

 仁和寺で竜王戦第二局も行われる。

無差別級入賞者↓

A級入賞者↓

B級入賞者↓

C級入賞者↓

おめでとうございます!!

石本さくら女流二段の指導対局

大島綾華女流初段の指導対局

 帰りに弟子と記念撮影

朝、私は四条大宮から嵐電で仁和寺向かう↓

能勢妙見の森に行く 2023,10,17

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阪急川西駅で能勢電鉄に乗り換えて、妙見口まで行く。妙見ケーブルやリフトが今年の12月4日までで閉じる記事を見てしまった。驚きと同時に、何が起きても不思議でない今の時代の怖さをまた味わう…

懐かしく,寂しい思いを抱えながらも、自然の気持ちで早めに行くことにした。

 昔、一門の奨励会のハイキングでバーベキューをしに行ったことを思い出す。それ以外にもケーブリからリフトに乗って、何度も行ったことがある。妙見山は山自体が信仰の地と言われる。阪田三吉王将も何度も通ったし、妙見山に向かってお参りしている。

 ニコンのレンズにソニーのボディーの一眼レフカメラとデジカメを持って出かける。世俗から離れて過ごす日でもあるのかなあ…最近は現代の時代に追い付けなくて迷うことが多く、我が身を知り、こなせない自覚を持つ日々かもしれないなあと思っている。

 昔と同じようにカメラを持ってフラリと旅に出る暮らしに体が向かう…

 

 

 

 

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